銚子電鉄とのコラボ商品「きよせ棒」発売 派遣職員が清瀬市の宝を“きんぴら菓子”に
千葉県のローカル鉄道「銚子電鉄」第14弾。去年、東京の清瀬市役所から銚子電鉄に派遣された職員が、今回“新たな挑戦”に携わった。番組は清瀬市へと向かい、徹底取材した。 【画像】パッケージデザインで問題も…イラストが上手な職員に加わってもらい完成「活発で明るいところをあらわした」
■市の宝を“きんぴら菓子”に
東京・清瀬市役所が発売したスナック菓子、その名も「きよせ棒」。 この企画・開発に携わったのが、清瀬市職員の古林夕佳さん(26)。 古林さんは去年4月から1年契約で、千葉県のローカル鉄道「銚子電鉄」に派遣されている。 実は清瀬市、ニンジンの収穫量は都内1位だ。ただ、そういう「市のアピールポイント」を伝えきれていないのでは?と感じた古林さんは、数々の経営危機を乗り越えてきた銚子電鉄から、ノウハウを学んだのだ。 東京・清瀬市シティプロモーション課 古林さん 「銚子電鉄に来てから、最初にあえて実現可能性とかを無視して、突拍子もないことを、まず言ってみる。そこからどうするか考えるという“逆転の発想”ができるようになったのは自分の中では大きいかなと思います」 そして完成したのが、清瀬市と銚子電鉄のコラボ商品「きよせ棒」きんぴらごぼう味。銚子電鉄のヒット商品「まずい棒」からヒントを得たのだという。 古林さん 「何で、『きんぴらごぼう』かといいますと、こちらにある通り、清瀬(市は)、ニンジンの生産量、出荷量ともに都内1位でして。ゴボウも、都内有数の出荷量(1位)ということで」 都内で収穫量1位のニンジンに加え、ゴボウも1位を誇っている。ニンジンとゴボウということで、きんぴらごぼう。 駒見直音アナウンサー 「ほんとに、確かにゴボウの香りが強い!いただきます」 「うわ~、きんぴらごぼう、そのものじゃないですか」 古林さん 「うれしい、そうなるように試行錯誤して」 駒見アナ 「ゴボウの力強い味と、ニンジンの甘味すごくありますね」 この「きよせ棒」、清瀬市役所や清瀬市郷土博物館、また銚子電鉄のオンラインショップなどで購入できる。