江川卓氏 日本シリーズの予想が外れたことを潔く認めた「ソフトバンクが一番堪えたのは…」
元巨人の江川卓氏(69)が自身のYouTube「江川卓のたかされ」を更新。DeNAの26年ぶり日本一に終わった日本シリーズを振り返り、「僕は(予想)外れました」と潔く認めた。 【写真】デビュー戦となった1979年6月2日の阪神戦で、マウンドでファンに頭を下げる江川卓氏 江川氏は「DeNAの打線はCSを勝っていく中で上がって来たがピッチャーの枚数が足りない」と、シリーズ前はソフトバンクの4勝1敗か2敗を予想していたという。 その枚数が足りないと思っていた投手陣の踏ん張りが日本一を引き寄せた。なかでも江川氏は第4戦のアンソニー・ケイ投手(29)の完封が決定的だったと解説した。 「ソフトバンクが一番堪えたのはケイ投手に完封されたことだと思う」と指摘。シーズン6勝9敗だった投手に好投されたことで、ソフトバンク打線が「驚きのゾーンに入ってしまった」と続けた。 そのまま第5戦でも調子がいいわけではなかったジャクソンにも抑えられた。 そのケイの快投を呼んだのが第3戦の東克樹投手の好投。江川氏は「ソフトバンクが(東を)もう少し打つと思ったが抑えられるのを見て“ひょっとすると”と思った」と振り返った。