【ガーデニング】凛とした咲き姿が魅力のスイセン 育て方のコツとさまざまな品種10選
シンプルなカップ咲きやラッパ咲きのスイセン6選
●二ホンズイセン 日本では昔からなじみ深い二ホンズイセン。12~2月にかけて小さな花が房咲きし、シンプルな美しさを味わえます。 ●ナルキッスス・バルボコディウム ナルキッスス・バルボコディウムは小型の原種スイセン。小さなラッパのような花が咲きます。葉や茎が繊細で、草丈は10~25センチほどです。 ●ベラエステラ 白い花弁にレモン色でフリフリの副冠(中央の花弁)が愛らしいベラエステラ。ヨーロッパで人気の高いスイセンです。 ●ピンクチャーム ピンクチャームはほんのりとピンクに色付く副冠が優しい印象。頬を染めて恥じらう乙女のようで、初々しい魅力にあふれています。 ●テータテト ミニスイセンの代表格であるテータテト。濃いイエローの花が輝きを放ち、背丈は低めでも群生するとひときわ華やかです。 ●タリア タリアは透き通るような白い花弁が清楚な雰囲気。細い花弁を反り返るように開き、うつむきがちに花を咲かせます。
ゴージャスな八重咲きのスイセン4選
●リプリート 白い花弁の中央部がアプリコットに色付くリプリート。背丈が40~50センチ、花の大きさは8~11センチと、堂々とした花姿です。 ●タヒチ タヒチは黄色い花弁に入るオレンジ色がアクセント。花弁の重なりが美しく、南洋の明るい太陽を思わせる姿が魅力です。 ●エリッチャー 淡いクリーム色の花弁が幾重にもなるエリッチャー。花は小さめですが、1本の茎に5~10輪の花が房咲きする様子がゴージャスです。 ●リップバンウィンクル 一見スイセンとは思えないようなユニークな花が咲くリップバンウィンクル。細い花弁は外巻きになり、さらにシャープな印象を与えます。
洗練された美しさが魅力のスイセン
上品でスタイリッシュな姿が、愛好家を魅了するスイセン。健気さとたくましさを併せ持ち、寒い時期から咲き始めて春の到来を知らせてくれます。 さまざまな品種からお気に入りを見つけて、ぜひ庭で育ててみませんか。
上園 美佳