<春に挑む>関東一 選手紹介/20止 松沢琉真投手 /東京
◇意表突く頭脳プレー 松沢琉真投手(1年) 制球力に自信があり、相手の意表を突く投球や芯を外して打ち取るなど、頭脳プレーが得意。昨秋の都大会はブロック予選2試合に抑えで登板し、無失点で試合を締めくくった。緊張と楽しみが半々で、あっという間に試合が終わった。その後は登板の機会がなかったが、いつでも上がれるようにブルペンで肩を温めていた。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 明治神宮大会はベンチ外になり悔しさはあったが、強豪の大阪桐蔭に勝利した時は「このチームはすごい」と素直に喜んだ。 この冬は、同学年の投手陣とチューブを使った垂直跳びなどで下半身強化に力を入れている。また、センバツまでに球種を増やすことを目標にしている。 将来は野球の指導者になりたいと考えており、首脳陣の教え方や指示の出し方を頭に入れている。 座右の銘は「挑戦者」で、都大会前に試合用の帽子に書いた。【小林遥】=おわり ……………………………………………………………………………………………………… (1)左投げ左打ち(2)168センチ、70キロ(3)世田谷西リトルシニア(4)一試合でも多く投げられるように努力して結果を出す。 〔多摩版〕