投資したほうがいいのだろうなと思いながらも始められていません。投資について知識がないのですが、始める前と始めた後に知っておくべきことはありますか?
投資は準備もその後も大切です
投資は準備が必要だと書きましたが、始めた後も大切なことがあります。もちろん投資した商品の残高を確認することも一つですが、これは頻繁に確認する必要はありません。それよりも大切なことは、やはり投資について少しずつでよいので、勉強するということです。 勉強といっても、本を開いて数時間、頭を抱えて机に向かって、というものではありません。一番身近な教材は、「日経平均株価の動向」「アメリカダウ平均株価の動向」「為替相場の動向」です。これらは報道番組を見ると、必ず報道されます。そして、日々動きます。 この報道のときに、例えば「今日は『アメリカの雇用統計結果』の発表があったため、日経平均株価は上昇(下降)しました。」というようなことを聞いたことがあるのではないでしょうか。 つまり、『アメリカの雇用統計結果』の発表前後で、株価というのは影響があるのだ、ということが分かり、それからは『アメリカの雇用統計結果』を意識するようになります。 こういった積み重ねがより投資に興味を持ち、自分自身の財産を守ることにつながります。
まとめ
世界的な経済情勢を見るかぎり、投資は自分自身の財産を守るためにも避けられないものになりつつあります。だからといって「投資をしなくては」とやみくもに始めるとうまくいきません。投資を始める前も始めた後も、できることから一つずつやってみてはいかがでしょうか。 執筆者:秋口千佳 CFP@・1級ファイナンシャル・プランニング技能士・証券外務員2種・相続診断士
ファイナンシャルフィールド編集部