CL、リーグカップ決勝と12月のセルティックは大忙し ハイバーニアン指揮官は過密日程続く王者の疲労を突きたいと意気込み
上手くローテーションしながら戦えるか
4日にスコティッシュ・プレミアシップ第15節でアバディーンを1-0で振り切り、勝ち点3を加えたセルティック。2位と好調だったアバディーンをMF旗手怜央のゴールで振り切ることに成功し、これで2位アバディーンとの勝ち点差は7に広がった。 ただ、安心はできない。セルティックには厳しい12月のスケジュールが控えているのだ。 今夜は第16節でハイバーニアンと対戦するが、ハイバーニアンを指揮するデビッド・グレイはセルティックの過密日程を活かしたいと語っている。 「彼らは素晴らしいチームだし、(監督の)ブレンダンは信じられないほど素晴らしいチームに仕上げているね。ボールを持っている時も、持っていない時もエネルギーがある。そのインテンシティは今季彼らがパワーアップした部分だと思う。それがチャンピオンズリーグでも戦えている理由だろうね。ただ、彼らが過酷なスケジュールをこなしている部分を我々は利用しなければならない。彼らはかなり多くのゲームをこなしている。もちろん彼らにローテーションできるだけの選手層があることは分かっているが、我々は自信を持って試合に臨むつもりだ」 セルティックはハイバーニアン戦を終えると、10日にCL第6節でディナモ・ザグレブとのアウェイゲームに臨み、5日後の15日にはスコティッシュ・リーグカップ決勝でレンジャーズとのライバル対決、22日にはリーグ戦でダンディー・ユナイテッド、26日にはリーグ戦でマザーウェル、29日にはリーグ戦でセント・ジョンストンと対戦する。国内では圧倒的な力を備えているものの、選手の疲労は気を付けるべきだろう。 これだけの過密日程となればターンオーバーは避けられず、ロジャーズのマネジメントが試される。ハイバーニアンをはじめとする相手チームは一泡吹かせてやろうと息巻いているはずだが、セルティックは厳しい12月を切り抜けられるか。
構成/ザ・ワールド編集部
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