巨人の新助っ人が見せた「自己犠牲の精神」 来日初実戦で打点「全体的には満足している」
◆プロ・アマ交流戦 巨人3軍1―6三菱重工East(18日・ジャイアンツ球場) 巨人の新外国人、エリエ・ヘルナンデス外野手(29)=前レンジャーズ3Aラウンドロック=が来日初実戦で結果を残した。三菱重工Eastとの3軍戦(G球場)に「4番・DH」で先発。2回先頭で四球を選んで出塁すると、4回1死三塁では2ボールから外角の変化球を捉えて右犠飛として先取点をもたらした。初実戦を2打数無安打1打点で終え「ルーチンを崩さずに試合に臨めた。打席内容に改善の余地はあると思うが、全体的には満足している」と振り返った。 【写真】入団会見を行ったヘルナンデスと吉村編成本部長 阿部監督が掲げる、犠飛や進塁打など自己犠牲を重視する方針への対応にも自信を見せた。「走者がいる時には、一つでも遠くの塁に進塁させる打撃を心がけている。チーム方針は前から聞いているし、自分のプレースタイルとも合致する。これからも自己犠牲の精神を持ってプレーしていきたい」。1軍の戦力になる準備は着々と進んでいる。(小島 和之)
報知新聞社