嘘みたいだろ…黒糖でできてるんだぜ 〝特大シーサー〟の美しさに衝撃 「性質」知ると信じられない……
役目を終えて、なお「守ってくれた」
そんな「黒糖シーサー」は、完成した2018年から約3年ほど、組合前のショーケースに鎮座して、さまざまな黒糖のイベントなどにもかり出され、沖縄の黒糖のアピールに活躍したそうです。 しかし、時が経って変質してしまったため、惜しまれながら役目を終えました。月日が流れ、2024年になって再びSNSで「大バズり」。組合の宇良さんは「寝耳に水のような話」と驚きます。 「守り神として、しっかり仕事をしてもらった」と感謝し、〝3代目〟黒糖シーサーの製作も考えているそうです。
真冬の収穫
沖縄黒糖は8つの離島で生産されています。日本最南端の有人島、波照間島でも、気温が下がり糖度が上がった12月ごろから4月にかけて、収穫と生産が始まるそうです。 その時期になると、工場は夜通しフル稼働。島は、黒糖の甘い香りに包まれると言います。 「中の人」は、そんなサトウキビ100%で作った沖縄黒糖をアピールすべく、黒糖に関する投稿に力を入れています。トーストにバターを塗って黒糖をふりかけて食べる「簡単朝食レシピ」も。 「黒糖にはミネラル分が含まれているので、見た目ほど甘くないんです。島によって風味に個性が出るので、ぜひ各島を旅した気分になって、試してほしいです」