<新型コロナ>大阪府で新たに216人感染 検査数は2305件・陽性率9.4%
<新型コロナ>大阪府で新たに216人感染 検査数は2305件・陽性率9.4%
大阪府は31日午後、大阪府庁で「第23回大阪府新型コロナウイルス対策本部会議」を開いた。大阪府では同日、府内で新たに感染が確認された人が216人だったことが発表され、吉村知事は「陽性の方の内訳をみても7割弱が30歳未満、若い世代で広がってきている」と話した。 【中継】大阪府がコロナ対策本部会議(2020年7月31日)
知事「事業者のみなさまに対するお願い事項について議論して決定していく」
会議によると、31日発表の検査数は2305件、陽性者数は216人、陽性率は9.4%だった。 吉村知事は「若い方は無症状でも高齢者の方、基礎疾患を持たれている方に感染が広がるとそこで失われる命がある、それはなんとか避けていかなければならない」と述べた。
会議では、こうした状況を受け、大阪ミナミの特定地域にある夜の接待を伴う飲食店、酒類を提供する飲食店について、感染症対策を行っている店に午後10時までの営業短縮、対策を行っていない店に休業要請を行うことなどを決定する方針。
吉村知事は会議冒頭で「こういう傾向なので、社会経済をなんとか動かしながら感染症対策を取る。これが我々に求められている役割だと思っています。ピンポイントで感染が広がってきているホットスポットが見えているんであればそこで対策をとっていく。事業者のみなさまに対するお願い事項について議論して決定してまいりたい」と話していた。