【ヤンキース7－5ジャイアンツ】＠オラクル・パーク

2本のアーチでチームを勝利に導いたフアン・ソト（MLB Advanced Media）

　日本時間6月3日、ヤンキースは敵地オラクル・パークでのジャイアンツ3連戦の最終戦を迎え、9回表に4点を奪って7対5で逆転勝利。3連戦を見事にスイープし、連勝を5に伸ばした。ヤンキース4番手のマイケル・トンキンは2回1安打無失点の好リリーフで2勝目（3敗）を挙げ、5番手のクレイ・ホームズが17セーブ目を記録。ジャイアンツ5番手のカミロ・ドバルは二死しか取れず4安打4失点と炎上し、2点のリードを守れず今季初黒星（2勝）を喫した。 【動画】ヤンキースのフアン・ソトが2本塁打を放つ（MLB.comより） 　初回にフアン・ソトの16号ソロで先制したヤンキースは、先発のネスター・コルテスがピリッとせず、2回裏にケーシー・シュミットのタイムリーで追いつかれると、3回裏にはエリオット・ラモスに3号勝ち越しソロを被弾。4回裏にはシュミットにも2号ソロを浴び、1対3とリードを広げられた。5回表二死満塁からアレックス・バーデューゴの2点タイムリー二塁打で追いついたが、2番手のデニス・サンタナが6回裏に二死満塁のピンチを招き、ラモスの2点タイムリーで勝ち越し点を献上。試合はヤンキースが2点ビハインドのまま最終回を迎えた。 　9回表、ヤンキースはジャイアンツの守護神ドバルに対し、先頭のグレイバー・トーレスがヒットで出塁。一死後、アンソニー・ボルピーのタイムリー三塁打で1点差に詰め寄ると、ソトがこの試合2本目のアーチとなる17号2ランを放ち、逆転に成功した。さらに一死3塁からジャンカルロ・スタントンにタイムリー二塁打が飛び出し、7対5と2点をリード。9回裏をクローザーのホームズが三者凡退に抑え、鮮やかな逆転勝利で3連戦を見事にスイープした。