「7月中旬以降については新たな被害は確認されていない」と奥田氏

　セブン&アイ・ホールディングスは1日午後3時、都内で記者会見を開き、スマートフォン決済サービス「セブンペイ」を9月末に終了すると発表した。 【動画】セブンペイ、9月末でサービス終了へ　午後3時から記者会見（2019年8月1日） ※【＊＊＊＊　00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「セブンペイ、9月末でサービス終了へ　午後3時から記者会見（2019年8月1日）」に対応しております。 　　　　　◇　　　　　◇

ログはどの程度の期間、どれぐらいの質で取っていたのか

Security NEXT：分かりました。2点目なんですけども、ログはどの程度の期間、どれぐらいの質で取っていたのか教えてください。例えばログインされてしまった方々が利用した履歴などが閲覧されたのではないか、情報漏洩が発生しているのではないかという部分や、いわゆるほかの部分の、同時多発的に別の脆弱性攻撃を受けたとか、そういった部分を確認する部分のログをしっかり取られていて、その痕跡がなかったということなのか、ログは残ってなかったのか、その辺り教えてください。 田口：まず、一定程度のサイト内での行動についてのログについては残っておりましたので、その中からどのページをどのように遷移していたかについては、現時点の808名の方の行動につきましては現在、調査が終わっております。それ以外に情報漏洩とか、なりすましというようなこともいわれておりますので、なりすましてご覧になられた可能性等については、今回の対策チームとは別で、ある同じようにセキュリティー会社に入っていただきまして詳細なログを確認しておりますけれども、現時点まででは、いわゆるなりすましてゆっくりご覧になられたようなログについては見つかっておりません。 司会：続きましてご質問いかがでしょうか。では前からの3列目の中央、白いワイシャツの方、お願いいたします。

7pay廃止が加盟店にどういった影響を及ぼすのか

流通ニュース：流通ニュースの志鎌と申します。まず1点目なんですけれども、今回の7pay、10月1日から経産省がやるキャッシュレスとポイント還元事業ということも見据えての導入だったと思うんですけれども、事業自体は電子マネーもクレジットカードもQRコード決済が対象になっているので対応はできるとは思うんですけれども、コンビニに対して2％補助が出るという仕組みがある中で、この7payの廃止が加盟店に対して、この事業と絡めてどういった影響を及ぼすのか、このキャッシュレス・ポイント還元事業と7payの廃止についてどうお考えになられてるのかということについて教えてください。 後藤：その質問については私のほうでお答えしたいと思います。7payにつきましてはご指摘のとおり、廃止ということになりましたので、申請はしておりましたが辞退という形になろうかと思います。ただ、一方で私どもグループにおきましては、銀行、カード、あとはセブン-イレブンの店舗という形で登録申請しております。従いまして特段の大きな影響、7payが廃止になったことでポイント還元事業において大きな影響が出るというふうには認識しておりません。お客さまにご迷惑は掛からないようにできると思っております。 流通ニュース：2点目なんですけれども、今回のこの被害のだいたい総額というか、特別損失的なものっていうのはどのように見積もられてるのかというところと、被害額と被害の人数が今まで過去2回、発表されてるんですけれども、それぞれ異なっていて、7月の11日の段階では利用者1574人で被害額約3240万円という数字を出されていて、これが今回808人で、また利用額も変わっているというふうになってるんですけれども、今回の被害状況の算出の根拠ですね。毎回、算出をどういうふうにしてるんですかと根拠を聞いてるんですけれども、最終的にこの確定数値になったのはいったいどういう理由なのかという点を教えてください。 後藤：まず、7payの廃止に伴う減損等々の被害がどの程度かというお話でございますが、当然、減損ということも発生いたしますが、私ども連結全体から見れば非常に軽微な数字の範囲だと思います。実際的な数字につきましては今、監査法人等で詰めているところでございます。 　次に被害額の根拠という話でございます。これは奥田のほうからお願いします。