ケネディ氏「私に投票していいか、答えはノー」…撤退後も激戦州の投票用紙に名前
米大統領選で「第3の候補」として注目を集めながら撤退したロバート・ケネディ・ジュニア氏(70)が4日、共和党候補のトランプ前大統領への投票を呼びかける動画をSNSに公開した。一部の激戦州で自身の名前が投票用紙に残っており、「私に投票していいか。答えは『ノー』だ」と訴えた。
ケネディ氏は民主党のジョン・F・ケネディ元大統領のおいだが、今回の選挙では、無所属候補として投票用紙に名前を載せるための署名活動を各州で展開した。8月に撤退してトランプ氏の陣営に加わったが、激戦州のミシガン、ウィスコンシン両州で投票用紙に名前が残った。
米紙ニューヨーク・タイムズが最近行った世論調査では、ミシガン州でのケネディ氏の支持率は0・5%未満だったが、トランプ氏と民主党のハリス副大統領は横一線で、結果に影響を与える可能性が指摘されている。