三菱自動車「デリカミニ」一部改良、サイバー対策充実
三菱自動車は20日、軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ=写真」と同「eKスペース」について、ソフトウエアプログラムを変更して法規に対応するなど一部改良し発売したと発表した。eKスペースはボディーカラーに新色を追加し選択肢を増やした。デリカミニの消費税込みの価格は183万7000円から、eKスペースは同158万700円から。既存モデルを含めた2024年度の販売目標はデリカミニが3万150台、eKスペースが6750台。 【写真】三菱自動車の「デリカミニ」 両車種ともに自動車のコネクテッド化によるサイバー攻撃のリスク増加を踏まえ、サイバーセキュリティーに関するソフトのプログラムを変更した。 また、電動で助手席シートが外側に回転し、車外にスライドしながら下降することで車いすユーザーの乗降性を高めた「助手席ムービングシート仕様車」を改良後も継続設定した。 2023年5月発売のデリカミニは、累計受注が5万台を超える同社の人気車種。ユーザーの半数が4輪駆動(4WD)を選ぶなど、移動手段としてだけではなく、アウトドア用途などアクティブなイメージが定着しつつある。