写真：Impress Watch

NTT都市開発は、札幌市中央区で開発を進めている旧北海道放送(HBC)本社跡地の物件名称を、「アーバンネット札幌リンクタワー」に決定した。地上26階・地下2階、高さ約110.9mで、竣工は2026年6月予定。 【この記事に関する別の画像を見る】 「札幌北1西5計画」として進められているプロジェクトで、オフィス・ホテル・店舗・インキュベーションオフィスなどの機能を備える。名称については、ワーカーや観光客、地域住民などさまざまな人々が「リンク」し、交流・共創することで新しい価値が生まれるとの願いが込められている。 フロア構成は、地下1階から地上2階が広場・店舗、3階から16階がオフィス、17階から26階がホテル。南棟も建設され、その2階から7階にインキュベーションオフィスを整備する。 所在地は北海道札幌市中央区北一条西5丁目1番4(地番)で、アクセスは地下鉄大通駅徒歩6分、JR札幌駅徒歩10分。敷地面積約4,606m2、延床面積約60,908m2、ホテル部分面積約15,102m2。 なお、同プロジェクトは当初'24年2月の竣工を予定していたが、大成建設が鉄骨建方等の精度不良を発生させたことから28カ月の工期延伸が必要となり、竣工時期を'26年6月に改められた。施行は大成建設のまま変更されていない。