歴史ある筆記体ロゴとモダンなスタイル! トライアンフが25年に向けたモダンクラシックな限定車「ICON EDITION」を発表
今回の発表に際し、トライアンフ・モーターサイクルズ社のチーフ・コマーシャル・オフィサーであるポール・ストラウド氏は「トライアンフのモダンクラシックは、独創的なスタイル、高品質、プレミアムな仕上がり、そして現代的なパフォーマンスで不朽の名作との評を得ていますが、今回のこのコレクションは、1907年の筆記体ロゴに込められた伝統と情熱が相まって、若いライダーからベテランのライダーまでより幅広くアピールすることでしょう。 印象的な新しいペイントスキーム、特注のグラフィック、カスタムロゴを備えたアイコンエディションは、伝統、スタイル、現代的な性能が完璧に融合しており、クラシックなスタイルを高く評価しながらも現代的な性能を欲するライダーにまさにうってつけのモデルと言えるでしょう」とコメントしています。
トライアンフ・ロゴの変遷とは?
トライアンフモーターサイクルズ社のアイコンであり、多くのライダーから認められてきたトライアンフのロゴは、世界中で尊敬され、愛されています。 トレードマークとしてのトライアンフロゴは、Triumph Cycle Co. Ltd.(トライアンフ・サイクル・カンパニー・リミテッド)の社名と、製造都市であるコベントリーの紋章を取り入れた、1902年の盾型のデザインからスタート。 このエンブレムは1907年に、トライアンフの筆記体ロゴに変更されました。この筆記体バージョンのトライアンフロゴは、わずか7年間しか使用されませんでしたが、その後、数え切れないほどのカスタムデザインや収集品に使われ、ファンの中にはこのロゴをタトゥーに刻んでいる人もいます。 そして1915年にモーターズの文字がロゴに追加されるとデザインはさらに変化し、1920年代にはトライアンフは色付きの紋章タイプに戻りました。 1932年の短い変更で楕円形のグローブロゴが導入されましたが、1934年には大文字によるワードロゴに戻ります。 このワードロゴは、1936年に太いフォントに変更され、文字周りにはキーラインを追加。50年以上にわたって受け継がれることとなりました。 その後1990年にはブルーのバージョンでブランドに微妙な変化をもたらしましたが、2005年には文字周りのキーラインを削除して再び大胆にリフレッシュ。 2013年には現在のロゴが初登場し、ワードロゴは現代的な黒のスタイリングとなり、モダンな三角形のロゴが追加されます。 そして、2025年。今回のアイコンエディションによって、人々の記憶に今も残る1907年の筆記体ロゴが遂に復活を遂げました。