国内二輪車メーカー連合のHySE、水素小型モビリティでダカールラリー2025に参戦
国内二輪車メーカー4社などで構成する水素小型モビリティ・エンジン研究組合(HySE、ハイス)は12日、2025年にサウジアラビアで開かれる「ダカールラリー2025」に「HySE―X2」で参戦すると発表した。前回の参戦車「HySE―X1」からフレームやエンジンを進化させ、水素タンクの容量も増やした。ダカールラリーへの参戦を通じ、水素小型モビリティ実現への仲間づくりを目指していく。 排気量998ccの水冷4ストローク直列4気筒エンジンにスーパーチャージャーを組み合わせる。車体のレイアウトを改良し、水素タンクは前回から1本増やして4本とした。水素搭載量は7.2㌔㌘。車体フレームは前モデル同様、ベルギーのオーバードライブレーシング社と協力して製作した。 この車両で、ダカールラリー「ミッション1000ACT2」に参加する。ハイスは1月に開催されたダカールラリーミッション1000にも参戦し、クラス4位の結果を残している。