角田裕毅が『F1』公式による日本GPパワーランキングで3番手の高評価!「今季どこまで成長するのか」総合平均では8番手に浮上|F1
F1ドライバー・パワーランキング/2024年第4戦日本GP(10位まで)
1位(9.6):マックス・フェルスタッペン/レッドブル|第4戦1位 2位(8.8):カルロス・サインツ/フェラーリ|第4戦3位 3位(8.4):角田裕毅/RB|第4戦10位 3位(8.4):セルジオ・ペレス/レッドブル|第4戦2位 3位(8.4):フェルナンド・アロンソ/アストンマーティン|第4戦6位 6位(8.0):チャールズ・ルクレール/フェラーリ|第4戦4位 7位(7.6):ランド・ノリス/マクラーレン|第4戦5位 8位(6.8):ジョージ・ラッセル/メルセデス|第4戦7位 9位(6.6):ニコ・ヒュルケンベルグ/ハース|第4戦11位 10位(6.2):オスカー・ピアストリ/マクラーレン|第4戦8位 10位(6.2):バルテリ・ボッタス/キックザウバー|第4戦14位 10位(6.2):エステバン・オコン/アルピーヌ|第4戦15位
トップ評価は9.6点のマックス・フェルスタッペン。前レースのメルボルンでは序盤にトラブルでリタイアを余儀なくされたが、鈴鹿ではポール・トゥ・フィニッシュで3年連続日本GP優勝を果たしたこともあり、文句なしのトップ採点となったようだ。 2番手評価は8.8点のカルロス・サインツ。レッドブル勢のレースペースが速い状況下、なんとか食い下がりながら表彰台に上がった。 角田と並ぶ8.4点で、3位タイの評価となっているのがペレスとアロンソ。ペレスは予選からフェルスタッペンに接近したタイムを叩き出し、決勝ではランド・ノリスにアンダーカットを許して一時はポジションを落としたが、巻き返してしっかり2位フィニッシュをつかみ取った。
アロンソも3位タイ評価。結果は6位だったが、F1公式は「アロンソは伝説的なレース技術のすべてを日本で再び披露した。オスカー・ピアストリにDRSを与え続け、これでオーストラリア人はジョージ・ラッセルの追い上げを防ぐことができた。これが結果として、アストンマーティンに貴重なポイントをもたらすことになった」と記した。 レース終盤の38/53周目にラッセルはピットインを敢行し、ラストスティントに移行した。アロンソとピアストリはずっと接戦を続けていたが、ピットアウト時には8秒以上後ろにいたラッセルが、ピアストリの背後まで迫ってくる。 ここからアロンソはピアストリにDRSを使わせ、トレイン状態を築くことでラッセルを抜きづらくさせた。50/53周目のシケインで、ラッセルとピアストリはあわや接触の場面も。これでアロンソは後ろとの差を広げ、P6を守り切ることに成功した。この老練なレース内容から高評価となったようだ。