斎藤知事、SNS誹謗中傷対策を表明「条例制定の検討続けたい」 2期目初の記者会見で
17日投開票の兵庫県知事選で再選された斎藤元彦氏は19日、県庁で当選証書を受け取り、2期目の斎藤県政がスタートした。午後3時から行われた記者会見では、選挙中に交流サイト(SNS)で飛び交った誹謗中傷への対応についての質問に「SNSも一つの大きなポイントだったが、私は街頭活動で県民に直接自分の訴えをさせていただいた。県民からは政策への期待が大きかった」と明言を避けた。 【グラフでみる】兵庫知事選、立候補者らの動画再生回数 立花氏の動画がトップ 斎藤氏は1期目の在任中、SNSでの誤った情報拡散や誹謗中傷を防止するための条例制定を進める方針を示していた。この件を問われると「誹謗中傷は控えていくことが大事。SNS条例の制定については(担当部局で)検討をしていると思うので、引き続き準備や検討を続けたい」と述べた。 また、自身のパワハラ疑惑などを告発した文書の真偽を解明する県議会調査特別委員会(百条委員会)への対応について「自分が答えられることはしっかり答えていく」と表明。一方で、25日に予定されている証人尋問については「政府主催の全国知事会議が東京で予定されているため、出席が難しい」とした。