リオ五輪400mリレー銀メダリスト4選手会見(全文2完)バトンパスさらに改良
バトンパスの実演
記者2:まずおめでとうございます。そして、もし皆さんがよければ、ぜひバトンパスを少しここで見せていただけないでしょうか。お願いします。 【中継録画】リオ五輪400mリレー・銀メダリスト4人の記者会見 16時半から 山縣:はい。 飯塚:はい。 桐生:はい。 男性:今度は、じゃあ。 山縣:はい。 飯塚:はい。 桐生:はい。 司会:今見ていて1つ質問なんですけれども、パスするときの掛け声といいますか、何か必ず言うことというのは、皆さんの中では決まっているものはありますか。 山縣:必ず渡すほうは、受け手に対して、はい、と声を掛けて渡しますね。 司会:「どうぞ」ではなく「はい」ですか。「どうぞ」ではないですね。「はい」ですね。東京のときはぜひ「どうぞ」でやってみてはいかがでしょうか。 飯塚:どうぞ。「どうぞ」だと聞こえない(笑)。 司会:ご質問のほうはもちろん日本語でも構いませんので、お願いいたします。では真ん中の方、お願いします。
(桐生選手に質問)決勝では歩数を伸ばしたと言っていたが、具体的にはどういうことか
時事通信:時事通信社のタカギと申します。桐生選手が先ほど決勝では歩数を伸ばしたっていうふうにおっしゃっていましたけれども、具体的にどのような取り組みで、その歩数を伸ばすっていうことはどういうふうな難しさやリスクが伴うのか、教えていただきたいです。 桐生:予選ではやっぱり全区間でバトンパスが詰まったっていうのもあって、伸ばそうというのを考えました。全部を半歩伸ばすと、出るときにちょっとちゅうちょして出れないというのもあるので、1・2、2・3は4分の1伸ばして、で、ここ、3・4は結構余裕があったので半歩伸ばしました。その数歩ですけど、やっぱり勝利にそれが大事だっていうのは、今回の決勝で証明したと思います。
アンダーハンドパスはさらに改良していく余地はあるのか
THE PAGE:インターネットのニュースメディア、THE PAGEの具志堅と言います、すいません、皆さんにお聞きしたいのですけれども今回、オリンピックでは改良型のアンダーハンドパスで取り組まれて見事な成果を収められたということなんですけれども、今後、このアンダーハンドパスについて、まだまださらに改良していく余地っていうのはあるんでしょうか。それとも今のが完成形なんでしょうか。 山縣:今回のリレーで、決勝、2位になることはできましたけれども、バトンパスに関しては全区間で、まだ改良の余地があると思っております。具体的には、僕と飯塚さんのところは少し、ちょっと手が足らなくなりかけて、まあ、渡ったんで良かったんですけど、そういった微調整っていうのは毎試合、毎試合、必ずどこかで出てくることだと思うので、いつかは100点のレースができるように改良していくべきだと思います。 THE PAGE:すいません、ありがとうございます。 司会:バトンを投げることっていうのは違反になりますかね。例えばちょっと離れたところから投げるとかっていうことはありですか。 飯塚:駄目ですよね。確か。投げて渡ったらめちゃくちゃ速いです。駄目です。 桐生:野球選手が出ちゃうじゃないですか。野球選手が出ちゃう。 飯塚:そしたらキャッチがうまい人が、でも、はい、一応、規則違反なので。 司会:(英語)