’19センバツ盛岡大付 沖縄戦の歴史学ぶ 合宿最終日、平和祈念公園訪問 /岩手
<第91回選抜高校野球> 第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する盛岡大付は6日、沖縄合宿の最終日に糸満市の平和祈念公園を訪れ、沖縄戦の歴史について学んだ。 社会科教諭でもある関口清治監督(41)が「野球以外のことも理解する大人になってほしい」と平和教育を取り入れている。 この日午前は雨で練習を中止。部員らは同公園の平和祈念資料館で、当時の衣服や写真などの展示品を見学し、住民の証言集を真剣な表情で読んでいた。 山口青音(あのん)さん(1年)は「戦争で多くの命が失われたことを思うと、今野球ができるのは当たり前でないと感じた。野球ができることに感謝し、謙虚な気持ちで生活したい」と話した。 選手たちは7日から鹿児島合宿に入り、23日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する大会に臨む。【日向米華】