十両優勝の金峰山「そこまで…」千秋楽で安青錦を下して12勝3敗、幕内復帰は「楽しみ」
<大相撲九州場所>◇千秋楽◇24日◇福岡国際センター 西十両筆頭の金峰山(27=木瀬)が12勝3敗で十両優勝を遂げた。1差で追う東十両11枚目安青錦と対戦。負ければ決定戦にもつれ込む展開だったが、突き出しで快勝した。「手が出て、落ち着いて自分の相撲を取れた」とうなずいた。 先場所まで幕内だっただけに、十両優勝については「そこまで…」と喜びも控えめ。それでも、良い相撲を12番取り続けることができたとうなずき、「優勝できたのは、負けた後に切り替えられたから」と語った。 持ち味の突っ張りを再び磨き、好結果につなげた。再び幕内に戻る来場所に向けて「楽しみ」と心弾ませた。