ローズアイル蒸留所からの初リリース、シングルモルト「ローズアイル 12年 スペシャルリリース(23)」を飲んでみた
一口目はすごくパワフルだなと感じたが、すぐに落ち着いて、美味しく飲める。とても甘やかなので、食後の1杯にぴったり。アルコール度数が高く感じるなら、1ccくらい水を入れると香りが開き、味わいもまろやかになる。それもきつく感じるなら、ウイスキーと同量の水を入れるトワイスアップという飲み方がおすすめ。ハイボールにすると、ジャムっぽさが出て、それも美味しい。 封開けはBARで飲んだのだが、家でも毎日「ローズアイル 12年 スペシャルリリース(23)」を飲んでみた。食中酒にするならハイボールが似合う。肉料理にぴったりだった。食後、Netflixを見ながら飲むときはストレートで楽しんだ。自宅飲みということで、贅沢になみなみと注いで飲むのだが、美味しいのですぐになくなってしまう。つまみにはチョコレートに合わせると、お互いがさらに美味しく感じた。
「ローズアイル 12年 スペシャルリリース(23)」をバーで見かけたらぜひ試していただきたい。もちろん購入して贅沢に家飲みもあり。イチオシは、ウイスキー好きへのプレゼントだ。 ウイスキー好きへのプレゼントはウイスキーが一番だが、そういう人は大抵の銘柄は飲んでいる。その点「ローズアイル 12年 スペシャルリリース(23)」は新製品だし、限定品でもあるので、ウイスキー好きでも飲んでいる人は少ないはず。初めて飲む銘柄なら喜ばれることうけあいだ。 新興の蒸留所が初めてリリースした銘柄でこのクオリティであれば、今後はどんな進化を遂げるのかとても楽しみ。蒸留し始めてから14年しか経っていないので、18年物が出てくるのはしばらく先のことだが、待ち遠しい。 撮影協力 バー アマミ 東京都品川区西五反田8-2-5 ファインズ西五反田 1F ■ 柳谷智宣 やなぎや とものり 1972年12月生まれ。1998年からITライターとして活動しており、ガジェットからエンタープライズ向けのプロダクトまで幅広い領域で執筆する。近年は、メタバース、AI領域を追いかけていたが、2022年末からは生成AIに夢中になっている。 他に、2018年からNPO法人デジタルリテラシー向上機構(DLIS)を設立し、ネット詐欺の被害をなくすために活動中。また、お酒が趣味で2012年に原価BARを共同創業。
柳谷智宣