「ウマ娘」からヒントを得た「ジャンカちゃん」…郷土芸能継承のために「自腹」でオリジナルグッズを開発
宮崎県三股町樺山の中米地区に100年以上伝わる郷土芸能「ジャンカン馬踊り」の魅力を情報発信しようと、荒武見希さんと橋口幸佳さんらは知恵を絞る。橋口さんが自腹で取り組むのがオリジナルグッズの開発。馬踊りの次世代継承に役立てようと、グッズ1点を売り上げるごとに100円を保存会に寄付している。 【写真】ジャンカちゃんグッズのガチャガチャもつくった荒武見希さん=宮崎県三股町の町物産館よかもんや
馬踊りを支える同町唯一の馬「栗姫」が雌であることから、町在住のイラストレーター・セトキイロさんに依頼し、人気ゲーム「ウマ娘」から着想を得た「ジャンカちゃん」をデザインしてもらった。Tシャツ(3000円)を皮切りに、ハンドタオル(700円)、キーホルダー(500円)、絵馬(500円)、ステッカー(300~400円)、絵はがき(100円)などを開発してきた。 リサイクルショップで入手したガチャガチャと呼ばれるカプセルがん具販売機用の缶バッジ(300円)やマグネット(200円)も作った。 グッズは町内イベントで販売するほか、町物産館よかもんやでも取り扱う。
南日本新聞 | 鹿児島