死傷者は“過去10年で2番目”…愛知労働局がトラックターミナルで安全設備を視察 物流業界では労災増加
2023年の1年間に愛知県内では、労災と認定された死傷者が927人で、過去10年で2番目に多い結果でした。25日、愛知労働局が江南市のトラックターミナルで、安全設備を視察しました。 【動画で見る】死傷者は“過去10年で2番目”…愛知労働局がトラックターミナルで安全設備を視察 物流業界での労災増加 25日、愛知労働局の高橋嘉寿満労働基準部長らが、江南市に2023年に完成した、名鉄運輸のトラックターミナルを訪れ、荷物を積みこむときの転落を防ぐステップなどの安全設備を視察しました。 トラック輸送や宅配便などの道路貨物運送業で、2023年の1年間に県内で労災と認定された死傷者は927人と、過去10年では2番目に多く、運転手などの高齢化や人手不足が要因とみられるということです。 労働局は2024年10月にかけて、トラック協会などとの合同パトロールを進めます。