鈴木彩艶が好守でミラン撃破に貢献、パルマが今季初勝利【セリエA】
セリエA第2節、パルマvsミランが24日に行われ、2-1でパルマが勝利した。パルマのGK鈴木彩艶はフル出場している。 格上フィオレンティーナとの開幕戦(1-1)では安定したセービングと先制点に繋がるフィードを送るなど、攻守にわたって活躍した彩艶が2戦連続先発となった。 一方、フォンセカ体制初陣となったトリノとの開幕節では終盤の2ゴールで辛くもドローに持ち込んだミランは、デビュー弾を挙げたモラタが負傷欠場となった中、オカフォーが代役を務めた他、新戦力のパブロビッチがスタメンとなった。 開始2分、パルマが好スタートを切る。左サイドのスペースを突いたミハイラのクロスをマンが合わせて先制した。 その後も主導権を握るパルマはミランにチャンスを許さず時間を進めていく。30分には彩艶が立て続けに好守を見せて失点を凌ぎ、37分のCKからパブロビッチのヘディングシュートはわずかに枠外で助かった。 ミランの攻勢が強まっていた中、ハーフタイム間際の追加タイム3分にはミハイラが抜け出してシュートに持ち込むもGKメニャンにセーブされ、パルマが1点のリードで前半を終えた。 迎えた後半、開始2分にラインデルスのミドルがバーに直撃したミランが攻勢を維持すると、2分後にもプリシックが枠内シュートを浴びせたが、彩艶がセーブ。 守勢のパルマは60分、ボニーが追加点を奪いかけたがオフサイドに阻まれると、62分にはマンのコントロールシュートがわずかに枠を外れた。 すると66分、ミランが追いつく。テオ・エルナンデスがボックス左ポケットを突いてマイナスにクロス。受けたレオンのラストパスをプリシックが合わせた。 それでも77分、途中出場の2選手によってパルマが勝ち越しのゴール。左サイドをアルムクヴィストが突いてクロスを送り、カンチェッリエーリが合わせた。 これが決勝点となってパルマが勝利。前半に好守を見せた彩艶が勝利に貢献し、パルマが今季初勝利としている。 パルマ 2-1 ミラン 【パルマ】 デニス・マン(前2) マッテオ・カンチェッリエーリ(後32) 【ミラン】 クリスチャン・プリシック(後21)
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