次回の『海に眠るダイヤモンド』「結婚なんてしとうなか」と言う朝子。「私はふうけもんです…」とうなだれる辰雄。「今度こそ幸せになるとやろ」とつぶやく進平…決断の時<ネタバレあり>
現在放送中の日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(TBS系。毎週日曜よる9:00~9:54 )。その次回放送分となる、第6話「希望の種」のあらすじと、予告動画が公式サイトにて公開されました。 スカイツリーの落差を3分で「落ちる」エレベーターで採掘へ…『海に眠るダイヤモンド』で注目!世界最大の人口密度「軍艦島」での驚くべき暮らしの実態とは *以下12月1日(日)放送回のネタバレを含みます。 本作は、戦後復興期から高度経済成長期、そして現代に至る70年にわたる家族や青春、愛と友情をテーマに、普遍的な人間の営みを壮大な時間軸の中で描いていくヒューマンラブエンターテインメント。 石炭採掘で日本の復興を支えながらも、エネルギー革命により廃墟となった長崎県端島(軍艦島)と現代の東京が舞台になっています。 ドラマでは、何もないけれど夢と活力に満ちていた時代「昭和」と、何でもあるように見えて、若者が夢を持ちにくい「現代」を対比し、変わりゆく時代の中で変わらない希望を探っていく。 主演は神木隆之介さん。脚本・野木亜紀子さん、監督・塚原あゆ子さん、プロデューサー・新井順子さんと、『アンナチュラル』『MIU404』(TBS系)、映画『ラストマイル』といったヒット作を生み出してきたチームが再集結しています。
<第6話の予告動画より> 冒頭、自転車に乗って懸命に走る鉄平(神木隆之介)の姿が。 鉄平の「端島はもっといい島になる」の台詞の後に、リナ(池田エライザ)の「今の幸せの下にはたくさんの犠牲がある」という言葉が続きます。 リナは前回、リナを探して端島に炭鉱夫として潜入していた男に見つかってしまいます。自分が護身用に持っていた銃を奪われ殺されかけますが、進平(斎藤工)が撃たれながらもリナを救い、2人の距離が縮まる…という展開に。素性を隠して転々としているリナは端島を愛し、今ではずっとここにいたいと思っているのでした。 その後「掘ってる場合か!」と 紋付袴姿であわてて席を立つ一平(國村隼)。建物の中を必死で走る進平の後ろには悲鳴が…。 「結婚なんてしとうなか」という朝子(杉咲花)。「しとうなかと?」と尋ねる鉄平の姿も…。〈すれ違うそれぞれの本音〉とはどういうことなのか? 前炭鉱長と違って島民に冷たく、恐れられている現炭鉱長の辰雄が「私はふうけもんです…」とうなだれる場面も。「ふうけもん」は方言で「馬鹿者」などの意味。前回の労働争議中、父親が原因で島で孤立してしまった息子の賢将(清水尋也)に「あなたみたいになりたくない」と言われた辰雄に何があったのか。 静かに目を伏せ合唱する賢将、「あんたの息子は生きてる」と言う一平。「私の役目は終わったな、って」と微笑む着物姿の百合子(土屋太鳳)。「今度こそ幸せになるとやろ」とつぶやく進平…。 それぞれに訪れる〈決断の時〉とは。 最後は、正装した鉄平と、青い水玉のワンピースに花束を持った朝子が海をバックに向き合い――「俺、朝子と、一緒に…」で締めくくられます。
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