災害時、ペットとの避難で知っておきたいこと
まずはしつけ
「災害、あなたとペットは大丈夫?」の中で、小堀がまず注目したのが「日頃何をしておくのか?」ということ。 小堀「平常時に飼い主が行うべき対策はペットの健康管理としつけ。これも大事ですよ」 各避難所でペットと一緒に避難できることになっていても、避難している人の中には動物が苦手な人がいます。 特によく吠える犬種を飼っている人は、夜寝られないなどのトラブルの元なることも。日頃から人の多い環境に慣れさせておくことが大切。 大きな地震の後、ペットと一緒に避難できたとは言え、避難所では気を使うので帰宅。そこで大きな余震が起こり被害に遭ったケースもあるそうです。
ペットの非常用持ち出し袋
日頃からペットにしておくことはしつけの他にも各種ワクチン接種も忘れずに。 また、ペットが行方不明にならないための対策として首輪、迷子札を付けることの他に今はマイクロチップの装着が推奨されています。 小堀「うちもマイクロチップやってますけども、よく似たようなワンちゃんを見つけた時に、チップを読み取ればわかるようになっています」 人間の水や食料、非常用持ち出し袋については言われていますが、ペットにとっても同じことが言えます。 小堀「ペットの非常食用のフードと水。非常用に首輪、ペットシーツ、ペット用の簡易トイレも用意しておきましょう」
日頃の情報収集が大切
小堀「家族みんなが一緒にいる時に災害が起こるとは限りません。誰がどうペットを連れて行くかなどを話し合っておくことも大事かもしれません」 「災害、あなたとペットは大丈夫?」には、被災したらどうしたらいいのか、1週間の流れをフロー図でまとめてあります。 「自宅で被災」「外出時に被災」「外出していてペットと別々に被災」から状況を選択して矢印で辿るとシミュレーションのようにわかるようになっています。 一度見ておくだけで、万が一の時の気持ちの持ち方が違います。 小堀「どこに行って、どこがペットも受け入れてくれる避難所なのか。日頃の情報収集はすごく大事なことですね」 ペットを飼っている皆さん、備えは大丈夫ですか?環境省のホームページにある「災害、あなたとペットは大丈夫?」を紹介しました。 (尾関)