ホンダが新型フリード発売へ 8年ぶり全面改良の3代目、価格も増
ホンダは小型ミニバン「フリード」を28日に発売する。8年ぶりの全面改良となり、2008年の登場以来、今回が3代目となる。改良にあわせて販売価格も引き上げる。 【写真】「原チャリ」の時代に幕 ホンダが50cc以下のバイク生産を終了へ シンプルなデザインの「エアー」とアウトドア需要を見据えた「クロスター」の2車種あり、価格は前回の全面改良時より62万円上がって税込み250万8千円から。基本は3列シートで、運転支援機能を強化したり、ハイブリッドシステムを一新したりした。一部タイプでは後部座席に冷房を設置した。 フリードは、小回りが利きつつ大人数を運べるとして累計約120万台を売り上げる人気車種だ。同じミニバンではトヨタ自動車の「シエンタ」も好調だ。21年度の新車販売台数順位はフリードが上位だったが、22年度は8月の全面改良を受けてシエンタが逆転した。23年度もシエンタがフリードの約1.6倍売れ、優位を保った。(松岡大将)
朝日新聞社