ベネッセとサイバー、生成AI活用で協業 沖縄に「AIクリエイティブセンター」設立
ベネッセホールディングスとサイバーエージェントは12月11日、生成AIを活用した協業を発表した。サイバーエージェントがベネッセ専用のAIを開発し、体験教材や広告などの品質向上を目指す。 【画像】AIクリエイティブセンター オフィスイメージ(全2枚) 協業に当たり、両社は沖縄に制作拠点「AIクリエイティブセンター」を設立。制作拠点を一元化することで、効率的な制作を実現する。ベネッセ専用のAIをサイバーエージェントが開発し、制作ノウハウをデータベース化して蓄積。体験教材や広告などの制作クオリティーの向上する他、制作期間の短縮とそれに応じた制作コスト削減を目指す。 サイバーエージェントは、2020年から効果的な広告を制作するためのシステム「極予測AI」を提供している。広告に使用するコピーや画像、動画などの素材ごとにAIが効果予測を行い、すでに配信している広告よりも効果の高いクリエイティブの制作が可能だという。また、生成AIを活用した商品画像生成機能では、従来の撮影で必要だった機材やセットなどが不要で、さまざまなシチュエーションと商品画像の組み合わせを大量に自動生成できる。
ITmedia ビジネスオンライン