【暮らしのプロが指摘】節約にならない!?じつは買いだめしてはいけないもの3選
「まとめ買い」や「大容量」は、こまめに買うよりもお得なものが多いですが、使い切れなければ逆に損してしまう場合もあるとか。具体的にどんな物を買いだめしてはいけないのか、整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんに教えてもらいました。 【画像】【暮らしのプロが指摘】節約にならない!?じつは買いだめしてはいけないもの3選
1.お米
一時はお米が店頭からなくなり、危機感を感じた人もいたでしょう。しかし、だからといってお米を買い占めるのはむしろ逆効果!お米の値段が跳ね上がる要因にもなり、お米を常温で保存してしまうと傷みやすいからです。最悪の場合、虫が湧いてきたり湿気でカビが生えたりする原因にもなりかねません。 お米は、冷蔵庫や野菜室で保管できる程度の量だけを、こまめに買った方が安心安全です。防災用として多めに買っておきたい場合には、精米前の「もみ付きのお米」や常温保存が可能な「レトルトパック」などを組み合わせて買うようにしましょう。
2.スキンケアオイル
大容量タイプも多いスキンケアオイルですが、毎日使うからといって必ずしも大容量タイプが最適だとは限りません。一度封を開けたものは酸化が進んでしまい、肌や髪にも直接影響が出てしまう場合も。質の悪いオイルは捨てるしかなく、結果的に損をしてしまいます。 ストックは持たないのはもちろんのこと、減るスピードによっては大容量サイズよりもやや割高でもミニサイズを選んだ方が肌のためにもよく、ムダになりづらいですよ。
3.カセットボンベ
災害対策として多めにストックしがちなカセットボンベ。じつは使用期限があることはご存じでしょうか? 一般的には製造日から約7年間です。基本は空にして処分しなければならないため、使用期限が過ぎてしまうと処分にも困ります。 使用期限が過ぎたカセットボンベは、使用して使い切ることもそのままゴミとして出すこともできないため、節約にならないだけでなく「破棄する手間」というリスクまでついてきます。日常的に使い切れる量だけ持つようにしましょう。
期限が決まっているものや傷みやすいものは買いだめしないで!
カセットボンベのように、期限が決まっていてもそれを認知していなかったり、お米やスキンケアオイルのように期限がはっきりと決まっていないものでも早めに消費しなければムダになってしまうものもあります。 何よりも、それを保管するために家賃やローン、税金などのお金が発生していることを忘れてはなりません。ムリなく使い切れる量、管理できる量だけを買うことが一番の節約です。 ■執筆/シンプリストうたさん…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68平米のマンションで家族4人暮らし。 編集/サンキュ!編集部 ※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
サンキュ!編集部