日本人拉致問題にも「関心を」 EASで韓国大統領が言及
【ビエンチャン共同】韓国の尹錫悦大統領は11日、ラオス・ビエンチャンで開かれた「東アジアサミット(EAS)」で、北朝鮮の人権問題を提起する発言の中で、韓国人の被害に加え「日本人拉致被害者問題」に別途言及し、「(各国)首脳の持続的な関心に期待する」と表明した。韓国大統領府が明らかにした。 東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議を含む石破茂首相の外交デビューの場で、積極的に日韓連携を印象付けた。尹氏は拉致などの「北朝鮮の人権問題は国際社会が至急解決すべき事案」と指摘。10日の日韓首脳会談でも、日本の拉致問題に言及していた。