OZAWAに敗れた清宮海斗、大会後に「X」でブーイング「ショック」を告白「悔しいけど、世論をしっかり受け入れる」…1・1日本武道館全成績
◆プロレスリング・ノア「NOAH “THE NEW YEAR” 2025」(1日、日本武道館)観衆5088 プロレスリング・ノアは1日、日本武道館で「NOAH “THE NEW YEAR” 2025」を開催した。 メインイベントのGHCヘビー級選手権は、挑戦者・OZAWAが王者・清宮海斗を破り初奪取に成功した。清宮は8度目の防衛に失敗した。 互いが得意技をぶつけ合う熱戦は、清宮海斗がタイガースープレックス、変型タイガードライバーで追い込んだがシャイニングランサーをOZAWAが切り返し、その場飛びシューティングスタープレス、高角度のパワーボムで試合を支配した。OZAWAコールがわき起こり王者にブーイングが突き刺さる武道館。雪崩式パワーボムでカウント2・9へ追い詰めた挑戦者は、Real Rebel(フェニックススプラッシュ)はかわされた。王者がドロップキックで逆襲。シャイニングウィザード、ブーメランシャイニングで一気に攻勢に出たが挑戦者は返した。 清宮のシャイニングランサーをレフェリーを盾に防ぐと、レフェリー不在のリングにこの日、GHCタッグを奪取したWWEのオモスがリングサイドに出現。レフェリーがリングに戻ると、OZAWAが一気に攻勢に出た。雄叫びをあげるとReal Rebelをたたき込み清宮を沈め、GHC王座を奪取した。デビューから2年4か月でのGHC奪取は、2018年12月に清宮が記録した3年を塗り替えるデビュー最短戴冠記録となった。 試合後、敗れた清宮はバックステージで「OZAWA、こんなやり方許されると思ってるのか? おい、ふざけんなよ。仲間の力借りなきゃ何もできてねえだろ。一人で勝ち取ったとでも思ってんのか? てめえ。ふざけんなよ! 俺はお前のやり方はぜってえ認めねえからな! まっとうなやり方でもう一度、俺はトップ獲ってやるよ」と言葉を絞り出した。 その後、自身の「X」を更新し「OZAWAに負けました。その事だけでもショックだけど、今日の会場の声援もショックでした…悔しいけど、世論をしっかり受け入れて良い意味で現状をひっくり返せるようにやっていきます」とファンが突き刺した自身へのブーイングとOZAWAへの圧倒的なコールへの衝撃を表していた。 ◆1・1日本武道館大会全成績 ▼ダブルメインイベント2・GHCヘビー級選手権試合 ○挑戦者・OZAWA(29分34秒、Real Rebel→片エビ固め)王者・清宮海斗● ▼ダブルメインイベント1・スペシャルシングルマッチ NEW YEAR FIRST DREAM ○中邑真輔(14分57秒、キンシャサ→体固め)佐々木憂流迦● ▼GHCタッグ選手権試合 挑戦者組・ジャック・モリス、○オモス(10分48秒、ダブルチョークスラム→体固め)王者組・丸藤正道●、杉浦貴 ▼GHCナショナル選手権試合 ○王者・征矢学(12分51秒、情熱DDT→片エビ固め)挑戦者・マサ北宮● ▼GHCジュニアヘビー級選手権試合 60分3本勝負 ○挑戦者・Eita(2―1)王者・ダガ● ▼第5試合・スペシャルシングルマッチ ○“想い人”KENTA(15分24秒、go 2 sleep→エビ固め)拳王● ▼第4試合・シングルマッチ Brother vs Brother ○ガレノ・デル・マル(9分52秒、ガレノスペシャル→エビ固め)イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.● ▼第3試合・シングルマッチ1分1本勝負 △藤田和之(1分、時間切れ引き分け)小田嶋大樹△ ▼第2試合・8人タッグマッチ NEW YEAR LIMIT BREAK ○潮崎豪、モハメド ヨネ、小峠篤司、大原はじめ(8分25秒、豪腕ラリアット→体固め)藤田和之、石川修司、遠藤哲哉、ブラックめんそーれ● ▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合/3WAYマッチ 王者組・○HAYATA、YO―HEY(8分20秒、403インパクト→体固め)挑戦者組・アレハンドロ●、カイ・フジムラ ※もう1組の挑戦者はAMAKUSA、宮脇純太 ▼ダークマッチ・NOAH THE RUMBLE ○タダスケ(23分54、オーバーザトップロープ)クリアリー● 出場選手→大和田侑、晴斗希、谷口周平、タダスケ、菊池悠斗、LJクリアリー、井上雅央、サクソン・ハックスリー、ゾザヤ、望月成晃、タイタス・アレクサンダー、ダンプ松本
報知新聞社