友人に「利息も払うからお金を貸してほしい」と言われました。金融業者でもないのに「利息」を請求してもよいのでしょうか?
約束をしていれば個人間の約束でも利息は請求できる
個人間のやり取りであっても、借金には利息をつけられます。ただし、請求するためにはお金を貸す段階であらかじめ「利息が発生する」ことをお互い認識したうえで契約していることが必要です。もし、利息についてお金を貸すときに定めていなければ、追加で請求をすることは難しいでしょう。 また、金利は上限が定められています。貸した金額によって上限率は異なるため、お金を貸す前に確認しておきましょう。高すぎる利率は、懲役や罰金が科される可能性があります。 お金を貸したあとの金銭トラブルを防ぐためには、口約束ではなく書面での契約をし、口座を介するなど客観的な証拠を残しておくことがおすすめです。 出典 デジタル庁 e-GOV 法令検索 民法(明治二十九年法律第八十九号) 第五百八十七条, 第五百八十九条 デジタル庁 e-GOV 法令検索 利息制限法(昭和二十九年法律第百号) 第一条 デジタル庁 e-GOV 法令検索 出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律(昭和二十九年法律第百九十五号) 第五条 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー 監修:高橋庸夫 ファイナンシャル・プランナー
ファイナンシャルフィールド編集部