B1レバンガ北海道 強敵・宇都宮に奮闘も連敗 ライアン・クリーナーがチーム最多22得点、トーマス・ウェルシュが20得点
◆りそなB1リーグ▽第8節 宇都宮83―79レバンガ北海道(10日・北海きたえーる) 東地区5位のレバンガ北海道は同2位の宇都宮に79―88で敗れ、2連敗を喫した。第1戦で大敗した相手に5点リードで前半を折り返したが、終盤粘り切れなかった。次節は30日、12月1日に西地区の広島と敵地で対戦する。 強敵からの金星奪取にあと一歩届かなかった。第4Q(クオーター)中盤でリードを奪ったが、最後は9点差を付けられて敗戦。小野寺龍太郎HC(42)は「選手たちは我慢強くプレーしてくれたので、彼らを勝たせてあげたかった。満員の会場で勝ちを見せることができなくてすごく悔しい」と唇をかんだ。 9日の試合では第1Qに得点記録を更新される39点を奪われたが、2戦目は序盤から激しいディフェンスで奮闘。前日は前半だけで11本の3Pを成功させられたが、この日は6本に抑えて相手に思い通りの攻撃をさせず、5点リードで前半を折り返した。 第3Qで逆転されたものの、チーム最多22得点のPFライアン・クリーナー(26)、20得点のCトーマス・ウェルシュ(28)が攻守に奮闘し、第4Q5分29秒で再逆転。東地区で首位争いを繰り広げる相手に対し最終盤で力尽きたが、連日5000人超えの観客の前で意地は見せた。 ホーム5連戦を3勝2敗で終え、3週間の休養期間を挟んで次節は敵地に乗り込む。クリーナーは「精神的には痛いけど、ポジティブに捉えたい」と前を向いていた。 (島山 知房)
報知新聞社