青学大・黒田然はほろ苦の関東インカレデビュー 組4着で決勝逃し「後半持たなかった」/陸上
陸上・関東学生対校選手権第3日(11日、東京・国立競技場)男子2部3000メートル障害予選が行われ、日本人高校歴代4位の記録(8分40秒71)を持つ青学大の黒田然(1年)が出場した。9分6秒28の1組4着で決勝進出を逃し、「最初は動きがよくてこのまま行けるかと思ったが、残り2、3周くらいで足に力が入らなかった。後半持たなかった」と反省した。 【写真】関東インカレ男子2部予選に出場した青学大の黒田然 今年1月の箱根駅伝2区で区間賞を獲得した黒田朝日(3年)の弟。兄は大会初日の男子1万メートルで現役青学大生初の1万メートル27分台をマークし、日本人トップの3位に。兄の快挙はライブ配信で見届けたといい、「(27分台は)予想はしていた。あまり驚きはなかった」と黒田然。 自身の関東インカレデビューは予選落ちとほろ苦い結果となったが、大学生活は始まったばかり。「練習量がめちゃくちゃ増えていてしんどいの一言。練習はできているので、その中でどう調子を上げていくか考えてやっていかないと」と新生活に苦戦しながらも、期待のルーキーは「4年間で結果を出せるようにしたい」と前を向いた。