SDGsに積極的に取り組む【ブライトリング】が新たに2つのパートナーシップを締結
持続可能な未来を目指すための重要な一歩
近年、ブライトリングは地球環境を守るための貢献活動に力を入れており、プロダクツに100%リサイクルPET製のウオッチボックス、トレーサブルゴールド、ラボグロウンダイヤモンドなどを使用しているのは、熱心な時計愛好家であれば周知の事実であろう。あまり表に出ていない活動だが、気候、水、生物多様性に貢献する地域プロジェクトを行う企業への共同出資も実施している。気候変動対策においても非常に積極的で、同社のCO2削減ロードマップはSBTi(科学的目標設定イニシアチブ)によって検証され、ネットゼロ基準を達成。さらに、2032年までにパリ協定の目標に沿った絶対的な排出量削減を目指して活動も続けている。今回のクライムワークスとの提携により、ブライトリングはネットゼロに向けた取り組みを加速させ、持続可能な未来を目指すための重要な一歩となりそうだ。
プロジェクト「Climate Impuse」の支援も発表
ブライトリングは、探検家、精神科医、そしてクリーンテクノロジーのパイオニアとしても知られるベルトラン・ピカールの最新プロジェクト「Climate Impuse」とのパートナーシップ締結も発表した。「Climate Impulse」は水素を動力源とした飛行機による史上初の世界一周無着陸ゼロエミッション飛行を目指す歴史的なチャレンジだ。飛行期間は9日間と想定され、同プロジェクトが成功すれば、気候変動の解決策に大きな影響を与えるといわれている。ベルトラン・ピカールは長年、ブランドのアンバサダーを務めており、1999年に達成した気球(ブライトリング オービター3)による初の無着陸世界一周飛行もブライトリングがサポート。今回のパートナーシップ締結によって、「Climate Impulse」をブライトリングが継続的に支援することになる。
Text/三宅裕丈