村尾三四郎が戦った90キロ級決勝での判定にも異論が噴出。(C) Getty Images

　実業家の堀江貴文氏が８月４日、TBS系列『サンデージャポン』に生出演。パリ五輪で審判団の判定が物議を醸すなか、AI判定導入の可能性について言及した 【画像】パリの畳で激闘を繰り広げた柔道混合団体を特集！ 　番組では、現在開催中のパリ五輪において不可解な“疑惑の判定”が頻発していることを受け、AI審判の導入を求める声が高まっていることを指摘。その可能性について、AIエンジニアの安野貴博氏に意見を求めた。 　 　安野氏によれば、AIはここ数年で人間の複雑な動きも捉えられるようになってきているため、「（導入が）できるようになりつつある」としたうえで、「審判の国籍とかが一切関係がなくなる」ことはメリットとしたが、「一方でお金がかかる。誤審が減っても別に売り上げにつながるわけではないなかで、どこまで導入が進むか」とした。 　一方、AI審判について問われた堀江氏は「そんなにお金はかからないと思うけど。そこまで難しい動きじゃないから」と持論を展開。さらに「AIの場合は人間がみたように判断するので。そんなにコストがかからないとすれば、アシスト的に。VARのような感じで、同じように導入される可能性は出てくるんじゃないですか」と回答した。また、そこへレギュラーのデーブ・スペクター氏が「AIだとお弁当がいらないんですよ」と意見を述べると、堀江氏はすかさず、「弁当はいらないんだけど、ただ電力料金はめちゃくちゃかかるんですよ」と苦笑いで応えていた。 構成●THE DIGEST編集部