いきなり「パンツ?スカートか?」と訊かれて…。「マッチングアプリでの出会いは恐怖でしかなかった」37歳女性の婚活の行方は
25~44歳女性の就業率は上昇し続け、約8割が働く女性という現代。それに合わせて、女性の生涯未婚率も増加の一途を辿っています。 アラフォー・アラフィフ専門婚活カウンセラーの伊藤友美さんのもとには、さまざまな悩みを抱える婚活女性が訪れます。 結婚をしたいけれど出会いがない、成婚に至らないということはなぜ起きるのか、現代の働く女性は婚活にどのような悩みを抱えているのか。婚活の専門家である伊藤さんが紐解きます。 今回は、マッチングアプリで婚活をする37歳女性の婚活ストーリーを紹介します。 ※プライバシーを考慮して、事実関係の一部を変更しております。
「婚活がつらくて、もうやめたい」という理由とは
A実さんは、37歳のITコンサルタント。頭の回転が速く、アクティブな女性です。ところが、婚活を始めて1年あまりで、「婚活がつらくて、もう婚活をやめたくなってきました」と相談に訪れました。 A実さんは、マッチングアプリに登録しています。ところが、これまでに実際に会ったことがあるのはたったの2人。話を聞いてみると、マッチングした相手とのメッセージのやりとりで心が折れてしまい、「会ってみよう」という気持ちになれないのだそうです。 たとえば、同い年の男性にいきなり「自宅の最寄り駅はどこですか」「勤務先はどこですか」などと質問され、自宅の最寄り駅を教えたら、休みの日にいきなり「今、家の近くに来ています」と、少し怖く感じるメッセージが届いたことがありました。 別の人には「今までに何人くらいの人とつきあいましたか」「今、何人とやりとりしていますか」などと不躾な質問をされたこともあるそうです。 反対に、こちらが質問すると短い答えだけが返ってきて、相手からは何も聞いてこないという人もいました。話を広げようという気遣いがまったく感じられず、会う前に自然消滅したそうです。 ある男性から、唐突に「散髪してきました」とだけメッセージが送られてきたときには、思わず「だから何?」と返信するところでした。
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