リーダーとしてチームを引っ張るリンドーア（右）とアロンゾ（左）。(C)Getty Images

　MLBロサンゼルス・ドジャース対ニューヨーク・メッツのナ・リーグ優勝決定シリーズ第５戦が現地10月18日、シティ・フィールドで行なわれ、メッツが12‐６で勝利。シリーズ通算２勝３敗と望みをつないだ。 【画像】大谷翔平＆真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真を厳選してお届け！ 　MLB公式サイトのサラ・ラングス記者はXで「ポストシーズンの７戦制シリーズでは、４試合終了時点で３勝１敗とリードしていたチームが、93回中79回シリーズに勝利している」と指摘。今回の例でいけば、第４戦までで３勝１敗とシリーズ突破に王手をかけたドジャースは過去の統計からみると85％の確率でワールドシリーズに進出するということだ。 　逆に１勝３敗と追い込まれていたメッツは、ワールドシリーズ進出の確率はわずか15％ということになる。しかし、同メディアによれば第５戦前に、レギュラーシーズンMVP候補のひとりでメッツのリーダー的存在のフランシスコ・リンドーアは「僕は３勝１敗で、ワールドシリーズで負けたんだ」と2016年、当時クリーブランド・インディアンス（現ガーディアンズ）に在籍していた際のシカゴ・カブスとの対戦を持ち出し「だから、それは間違いなくできるんだ」と劣勢の中でもあきらめない姿を見せた。 　まずは今シリーズホーム最終戦で大勝を収めたメッツ。この試合でシリーズ初の本塁打を放ったピート・アロンゾも「１年間、このチームは逆境によく耐えてきた。2024年のメッツを一言で表すなら、『グリマス』以外に思いつくのは『回復力』だ。それが私たちなんだ」と不屈の闘志で残りの試合に挑むことを宣言した。 構成●THE DIGEST編集部