ドジャース・大谷翔平、2試合ぶり安打放つも好機で4度凡退 約4ヶ月ぶりに打率3割を下回る
◆ 約4ヶ月ぶりに打率3割以下へ ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が現地時間11日のパイレーツ戦に「1番・指名打者」でフル出場。2試合ぶり安打を記録するも、4度の好機で凡退した。 パイレーツ先発は今季2度目の対戦となる左腕ファルター。初回の第1打席は内角高めへの初球フォーシームを高く打ち上げ、左飛に倒れた。 2点リードで迎えた2回裏、一死二、三塁での第2打席はカウント0-1から内角ボールゾーンのシンカーで浅い中飛。中堅手テーラーの好返球により走者動けずも、続くテオスカー・ヘルナンデスが適時二塁打を放ち、リードを4点に広げた。 4回裏、再び一死二、三塁の好機で第3打席を迎えるも、カウント1-2から内角ボールゾーンのシンカーに詰まらされ一ゴロ。続くテオスカー・ヘルナンデスも空振り三振に倒れ、無得点に終わった。 6回裏の第4打席は3番手左腕ビークスと対戦。カウント2-2から外角のカットボールに体勢を崩されながらも右翼線へ運ぶと、快足を飛ばして三塁へ到達。今季5本目の三塁打を放った。 同点に追いつかれた直後の8回裏、一死二塁の好機で5番手左腕チャプマンと対戦。球速100マイル(約160.9キロ)のシンカーで初球ストライクを奪われると、2球目の90.7マイル(約146.0キロ)のスライダーを打ち上げ遊飛。勝ち越し点を挙げることはできず、試合は延長タイブレークへ突入した。 1点ビハインドで迎えた延長10回裏、キケ・ヘルナンデスの適時打で同点に追いつき、なおも一死一、二塁という好機で第5打席。パイレーツ守護神ベドナーに対し、カウント1-2から高めボールゾーンのフォーシームに手を出して三邪飛。この試合4度目の好機で凡退に終わるも、続くテオスカー・ヘルナンデスが適時打を放ち、チームはサヨナラ勝利を収めた。 この試合の大谷は5打数1安打、1三振の内容で今季成績は打率.298、OPS1.001に低下。試合終了時点で打率3割を切るのは現地時間4月5日以来、約4ヶ月ぶりとなった。
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