季節ハタハタ初漁は? 八森漁港(八峰町)で船の戻りを待ってみた…
ABS秋田放送
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季節ハタハタのニュースです。去年はちょうど1年前の12月9日に八峰町の八森漁港で季節ハタハタが初水揚げされ、競りにかけられた翌日、初漁となりました。去年は過去10年で最も遅い初漁でした。果たして今年は…取材しました。 空が明るくなり始めた午前7時ごろ。仕掛けていた網を引き揚げた船が八森漁港に戻ってきていました。 しかし、、、 記者「季節ハタハタは?」 漁師「ダメ」「全然ダメです」「ゴミもかかっていない」 「ゴミもいねども魚もいね」「シャコ1匹」 記者「これだけですかかかってたの」 漁師「んだよ」 記者「シャコ?」 漁師「シャコ」 取れたのはシャコ1匹だけでした。 別の船でも。 記者「いかがでしたか」 漁師「ゼロゼロゼロ」「期待してない」 カメラマン「なぜ期待していない?」 漁師「水温高いしね」 海水温が13度を下回ると接岸の目安といわれる季節ハタハタ。県水産振興センターが発表する海水温は、7日が14.8度でしたが8日は12.7度、9日も12.5度と目安を下回り始めています。 まとまった量の水揚げがあれば活気づくはずの漁港ですが、ひっそりと静まり返っていました。県内のほかの漁港でも季節ハタハタの水揚げはありません。 一刻も早い初漁とその後の豊漁を期待して、、、漁師たちは冬の海へと舵を切ります。 スーパーでは北海道産のハタハタが並び始めていますが、やっぱり旬の秋田産のハタハタを食べたいですよね。初漁の便りが待ち遠しいです。