インターハイ日本一を目指した高校生たち フェアリージャパン元コーチから指導も
福岡市の中村学園女子高校・新体操部。全国4位の実績を持つ強豪校です。 中村学園女子高校新体操部は今月、福岡県北九州市で行われたインターハイに出場。 【写真で見る】インターハイ出場 中村学園女子高校新体操部 OBでフェアリージャパンの元コーチからも指導を受け、日本一を目指し全力で取り組みました。 ■強豪 中村学園女子高校「新体操部」 福岡市の中村学園女子高校「新体操部」。 今年3月に行われた「全国高等学校新体操選抜大会」の団体の部で4位入賞を果たした強豪校です。 新体操は、フープやリボンなどを使って演技し技の難度や芸術性、出来栄えなどで得点を競います。 選手たちは表現力や技の一体感を強化するため日々練習に励んでいます。 ■チームのOBはフェアリージャパン元コーチ フェアリージャパン元コーチ吉岡紀子さん(60)「投げる前はちゃんと体整えて準備」 この日は、チームのOBが様子を見に来ました。 3月まで新体操の女子日本代表「フェアリージャパン」のコーチを務めていた吉岡紀子さんです。 インターハイに向けて、練習する後輩たちの姿にコーチの血が騒ぎます。 指導する吉岡紀子さん「ターン、はいひゅっ」「膝もうちょっと上げてもう一回」「キャッチしたら幸せオーラいっぱい出して」 今年5月に行われたインターハイ県予選。 中村学園女子高校は見事優勝を果たしたものの、一体感やメンタル面で、インターハイに向けての課題も見つかりました。 ■地元開催 インターハイ当日 そして迎えたインターハイの日。 福岡県北九州市にある会場に入る選手達は少し緊張した様子です。 中村学園女子高校3年 松崎摩子さん「緊張はありますが、地元開催ということで応援の力も大きいと思うので応援も力に変えて、これまでやってきたことを全て出し切れるようにしたいです」 各県の代表校が次々と華麗な演技を見せる中、いよいよ中村学園女子高校の出番です。 ■2分30秒の演技 難易度高い技も 最初の大技をしっかりと決め、順調なスタートを切ります。 複雑で難しいフープの受け渡しもひとつひとつしっかりこなしていきます。