得点圏で「12の0」 5登板連続でグラスノーに援護なし… チャンスを活かせないドジャース打線に地元記者から厳しい声「こんなに酷いのか」
ドジャースが現地6月4日、敵地パイレーツとのカード初戦に0-1で完封負け。先発タイラー・グラスノーが6回3安打1失点、9奪三振、2四球と力投したものの、打線が22歳の新人ジャレッド・ジョーンズらに抑え込まれ、現地5月22日のダイヤモンドバックス戦以来、10試合ぶり今季4度目のシャットアウト負けを喫した。 【動画】MLB公式もクローズアップ! 大谷の妻・真美子さんのガッツポーズシーン この試合内容には、地元メディアからも厳しい声が寄せられている。ドジャース専門サイト『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は、自身のXを更新。「打線がグラスノーを援護したのは、5月4日のブレーブス戦が最後だ」と報じると、直近5登板の数字を次のように並べ、「こんなに酷かったのか」と正直な感想を綴っている。 5月10日のパドレス戦 0得点 5月16日のレッズ戦 0得点 5月22日のダイヤモンドバックス戦 0得点 5月28日のメッツ戦 0得点 6月4日のパイレーツ戦 0得点 さらに地元紙『Orange Couty Register』のビル・プランケット記者は、「グラスノーがマウンドに立つと、いつも0得点に終わる。味方チームがだ」と反応。「ドジャース打線が5登板連続で1点も援護していない。得点圏で12打席無安打、火曜日に彼らは(投手陣を)援護できずにかなり苦労した」と嘆きを綴っている。 また、同紙に掲載された記事内では、「ドジャース打線が最近、勝負どころで調子を落としている。直近18試合(9勝9敗)の得点圏打率は.184(147打数27安打)。その期間中、1試合あたりの平均得点はわずか3.39だ」と記述。ムーキー・ベッツと大谷翔平に関しても、「ここ2週間でMVPのペースからかなり減速している」と酷評していた。 なお、この試合に「2番・DH」で先発出場した大谷は、4打数1安打。PNCパーク初見参で安打を放ったが、打率は.321、OPSは.980に低下している。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]