内定倍率を把握し、失敗のない企業選びを実現しよう 売り手市場とされる大卒の就職活動 プロが指南 就活の極意
■倍率の高い業界とは
毎年、内定を獲得するのが難しい業界には総合商社やコンサル業界などがありますが、以下の業界はそれ以上に倍率が高いので、志望している学生は参考にしてください。
1.食品メーカー
食品メーカーはCMなどで企業名を見聞きする機会も多く、扱っている製品も身近なものが多いです。多くの人を笑顔にするイメージを持つ学生も多く、応募者数が多くなりやすい傾向があります。
2.マスコミ(テレビ局・新聞社・出版社・広告)
昔から狭き門だといわれているマスコミ業界。応募者数の多さに対して、内定者数が少ないのが特徴で、募集人数を「若干名」として1~2名しか採用しない企業も多くあります。影響力の大きさや、華やかなイメージから憧れる人が多く、応募人数は多いです。
このような業界は、数百倍の内定倍率になることが当たり前です。インターンシップに参加すると有利に働く企業が多いので、志望している学生はインターンシップに積極的にチャレンジしましょう。(「内定塾」講師 齋藤弘透)
ここ十数年で新卒の就職活動も大きく変化してきました。今年は特に変化の年になります!新卒の就職活動は、世の経済状況や世相を反映しやすく、年によって状況が異なります。東京、大阪の主要都市を中心に全国8校舎を持つ、就活塾・予備校最大手の「内定塾」講師が、就活事情の最前線をご紹介します。