【10・10決戦】『勝った方がCS』の緊張感 楽天・浅村栄斗エラーで出塁後に自らエラー
◇プロ野球パ・リーグ 楽天-ロッテ(10日、楽天モバイルパーク) 『勝った方がクライマックスシリーズ進出』というパ・リーグのレギュラーシーズン最終戦。このカードの25戦目は両チーム12勝ずつで迎えています。 【解説】CS進出がかかる緊迫の大一番 勝った方がCS進出して順位はどうなる? 緊迫感がただよう試合。楽天の浅村栄斗選手が相手のエラーで出塁した後に、自らもエラーをする場面がありました。 この試合にはCS進出がかかるほかにも浅村選手には、26本で並ぶロッテ・ポランコ選手とソフトバンクの近藤健介選手との本塁打王争いもかかっています。 まずは1回の楽天の攻撃、ヒットと四球で1アウト1、2塁のチャンスに4番・浅村選手に打順が回ります。 ロッテ先発の小島和哉投手の初球をはじき返したセンター方向へのライナー。ロッテのセカンド中村奨吾選手が追いつきますがグラブではじき『エラー』がつきます。満塁のチャンスを掴みますが、得点にはつながりませんでした。 一方で3回のロッテの攻撃。1アウトランナー無しの場面でセカンド後方にふらふらっと上がったボール。浅村選手が追いついたかに見えましたが、グラブに収まりきらず落球。その後のピンチは則本昂大投手が踏ん張り、最後は浅村選手がポランコ選手のセカンドゴロをしっかりと処理しました。 4回まではロッテが3本のヒットで2得点、楽天は4本のヒットで無得点という試合展開です。