【飯塚オート・GⅡオーバルチャンピオンカップ】高宗良次 大舞台を前に「少しでもいい状態にしておきたい」
<19日・飯塚オート・2日目> 【記者コラム・三島隆助の思想タイム3・40】 高宗良次が2日目5Rで実に約3カ月ぶりの白星を挙げた。朝練の雨が「重くて乗りづらかった」ことから「強い(エンジンの)バネから弱いバネにした」。それが大正解だった。久々に見せた地元の雨巧者らしい走りに、レース後は「そういう選択肢を選んで良かった」と端正なマスクをほころばせた。 3日目は、2日目とは打って変わって晴天の予報。雨で1着が取れても晴れでどうかだが、ドドド対策とエンジンの底上げを狙って初日後に施したヘッド交換は「いい方に向いたんじゃないかと思う」。今開催で結果を残すことも大事だが、それよりも何よりも「少しでもいい状態にしておきたい」。直後に控える川口SG日本選手権を見据え、整備する手にも力がこもる。▼10Rは、懸念の跳ねが改善なら晴れでも結果は残せるはず。8―5=4672。