温かい機能性ウエアの元祖、「ミズノ」の「ブレスサーモ」が30周年でさらに進化した!
30周年プレミアムモデルはメリノウールとの組み合わせで極上の着心地が実現
進化を続ける「ブレスサーモ」は、30周年を迎える今シーズン、高品質な天然繊維の長所を大胆に取り入れたプレミアムモデルを展開している。メリノウールを59%含有した「厚手ウール for 極寒」のモデルがそれだ。パッケージには温かさの目安が「MAX」と表示されており、従来の「ブレスサーモ」を超える最強の発熱力を誇る。 「ウール自体も発熱性のある素材で、水蒸気を吸収して熱に変え、外気に水分を送り出す吸放出の働きがあるので、蒸れにくさも高めてくれます。天然素材なので、その働きは比較的ゆるやか。『ブレスサーモ』と適切に配合すると、非常に発熱効率がよく、吸放湿性にも優れた着心地のいい生地になります」 羊毛の紡績技術が進歩して、近年はウールの肌触りが非常によくなった。かつてと異なりチクチク感が少なく、肌に直接触れるシャツやタイツ、ソックスなどが広く流通している。とくにアウトドアやキャンプのシーンで人気だが、『ブレスサーモ』との組み合わせで、さらに機能性が高く着心地のいいウエアが1万円を切る価格で入手可能になった。 「ウールには消臭の働きもあるので、プレミアムモデルはその部分でも価値のある製品になっています。かなり温かいのでデイリーユースというよりはウインタースポーツ向きですが、厳冬期の肌着として使っていただいても結構です」 アクティブ用、デイリー用の「ブレスサーモ」も、推奨される用途やシーンがパッケージに記載されているが、井之口さんによると参考としての記載なので、実際の着用シーンに応じて、自身が求める温かさや機能性で選び、寒い季節を快適に過ごしてほしいという。これからの季節、どれか気になるモデルがあれば試してみてはいかがだろうか。