バルサ4戦ぶり勝利にフリック監督「酷かった11月終わり、これから12月が始まるのが嬉しい」
<スペインリーグ:マジョルカ1-5バルセロナ>◇3日◇第19節◇ソン・モイシュ バルセロナのフリック監督(59)がスペインリーグで久々の勝利を挙げた後、「酷かった11月終わり、これから12月が始まるのでとても嬉しいよ」と悪い流れを断ち切ったことを喜んだ。 バルセロナは3日にアウェーで行われたスペインリーグ第19節(※来月半ばにサウジアラビアで行われるスペイン・スーパーカップに参加するため前倒しで開催)で、怪我から復帰した浅野拓磨が10試合ぶりにベンチ入りしたマジョルカと対戦。攻撃陣が大爆発し、5-1の圧勝を収めた。試合後、フリック監督が記者会見に出席したもようをスペイン紙アスが伝えている。 フリック監督はその際、出番を与えなかったレバンドフスキについて、「昨日はレバンドフスキを外すつもりはなかったが、今日になってベンチスタートにすべきだと直感したんだ。彼は出場時間を積み重ねていたので休息を取る必要があった。ラフィーニャのことも考え、彼と話をしたが、パフォーマンスは見ての通りだ。いつ彼を休ませるかは今後様子を見ていく」と説明した。 リーグ戦で4試合ぶりの勝利を挙げたことについては「酷かった11月が終わり、これから12月が始まるのでとても嬉しいよ」と満足感を示した。 マジョルカからオフサイドを11回取ったことについては「それについては何も言うことはない。私にとってはチームがどのように戻り、どう守備をするかが最も重要だ。オフサイドは単なる数字であり、重要なことではない。それは守り方の結果であり、大切なのはクリーンシートを達成すること。イニャキ・ペーニャにボールが行かないように、後ろに向かって素早く走らなければいけない。私にとってはその方がオフサイドよりも重要だ」と特に気にしている様子を見せなかった。(高橋智行通信員)