「これこそ表現の自由、政治行動の自由です」大声で30分以上にわたり持論を展開…「つばさの党」選挙妨害事件初公判で黒川敦彦被告らが無罪主張
FNNプライムオンライン
衆議院の補欠選挙を巡る選挙妨害事件の初公判で、「つばさの党」の代表らが無罪を主張しました。 東京地裁前から、フジテレビ社会部・空閑悠記者が中継でお伝えします。 警備員も配置された法廷の中で、黒川敦彦被告らは時折、大きな声を上げながら30分以上にわたり持論を展開しました。 「つばさの党」の代表・黒川敦彦被告（46）と立候補した根本良輔被告（30）、杉田勇人被告（39）の3人は、4月の衆議院東京15区の補欠選挙で、選挙カーを追い回したり、拡声器を使い大音量で演説し、他の候補者の演説を妨害するなどした罪に問われています。 黒川被告は初公判で、「相手陣営の妨害が目的ではなく、投票行動の材料を提供することが目的」「これこそ表現の自由、政治行動の自由です」などと時折大声を出しながら持論を展開し、無罪を主張しました。 また、根本被告も起訴内容を否認し、「各立候補者が信用に値するか判断するために質問した」「やってよかったと考えている」などと述べました。 一方、検察側は「知名度を上げられると考え、妨害行為を選挙活動の中心にすることを決めた」などと指摘しました。
フジテレビ,社会部
