スーツを毎週クリーニングに出していますが、1着1000円もするのでお金がかかります。値上げのせいでしょうか? 頻度を減らすべきですか?
ビジネスパーソンの必需品である「スーツ」を洗う際に、色落ちや表面のけば立ちを気にして洗濯機を使わない方も多くいるでしょう。そこでクリーニングを利用すれば、プロの手によってきれいに仕上がります。しかしクリーニングはその分、高い費用がかかることが難点です。 近年はクリーニング料金の値上げが相次いでいるため、クリーニングに出す頻度が高い方ほど年間の負担額が増加してしまいます。そこで本記事では、スーツのクリーニング費用の相場とクリーニング代が値上げされる可能性、クリーニング代を抑える方法について解説します。 ▼節約のためにトイレを「3回に1回」だけ流すのは危険! 節約効果とデメリットを解説
スーツをクリーニングに出す頻度はどれくらい?
スーツをクリーニングに出す頻度は、個人の着る頻度やシーズンによって異なります。ビジネス用のスーツは毎日の出社に必要不可欠な方のなかには、臭いの有無や汚れ具合で判断する方もいるでしょう。 スーツのクリーニングは、頻度が低すぎるとシミや汚れが染みついてしまいます。反対に頻度が高すぎると色落ちや生地の痛みにつながるため、適切なクリーニングの頻度に悩みます。 ■基本は2~3ヶ月に1回で十分 スーツをクリーニングに出す頻度は、冬場が2~3ヶ月に1回、つまり1シーズンごとが適切といわれます。夏場の場合は汗をかきやすいため、毎日着用するなら2~3週間に1回の頻度がよいでしょう。 「スーツを大切にしたいから」といった理由で頻繁にクリーニングを行うと、早い段階でスーツの寿命を迎えてしまいます。痛みによる生地のごわつき・型崩れ・色落ちなど、クリーニングを繰り返すほど状態が悪くなってしまうため、どんな素材であっても高い頻度のクリーニングは推奨されていません。 今回は1週間に1回クリーニングに出していますが、夏場であってももっと頻度を下げたほうがよいでしょう。
スーツ上下のクリーニング相場は1000~2000円
一般的にスーツのクリーニング方法は、水を使わず洗濯する「ドライクリーニング」と、温水を使って汚れを取る「ウェットクリーニング」の2種類です。 クリーニング料金のシステムは店舗によって異なりますが、おおよその相場はドライクリーニングが1000~2000円、ウェットクリーニングが3000円で、ウェットクリーニングのほうが高い傾向にあります。 今回のケースである1回1000円は、相場のなかでも比較的安いほうといえるでしょう。 しかし近年は、食品や衣類を始めとしたさまざまな業界で値上げが行われています。クリーニング業界においても値上げに踏み切るところが多いため、今後、相場が上昇する可能性がある点にご注意ください。